RIZN.28から行われているバンタム級GP。
総勢16名からなるこのトーナメントは日本MMAバンタム級最強を決めるに相応しい面子から構成されている。
堀口恭司?
彼は頭2つ抜けてるからこのトーナメントには出場しない。
つまり、バンタム級No.1を決める訳ではなく、No.1である堀口に挑む権限が与えられるトーナメント。
実際に堀口が受けるかは分からないけど。
RIZNは過去にも一度バンタム級トーナメントを開催しており、その時は堀口が優勝した。
出場選手は
堀口→優勝
石渡→準優勝/堀口にKO負
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大塚→石渡に判定負
ケイプ→堀口に一本負
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タハ→大塚に一本負/現在UFC1勝3負
マッコール→ケイプにTKO負(DrSTOP)/元UFC
ペッシ→石渡にKO負
オリベイラ→堀口にTKO負
外国人選手も含めた悪くない顔ぶれ。
特にイアン・マッコールはジョーカー枠的な感じで突如現れ、大いなる期待を持たせた。
堀口に関しては上記の様にトーナメントを全てフィニッシュで終わらせている。
圧倒的強さで優勝した。
さて今回。
コロナにより外国人選手が参加出来ないなら日本トーナメントを開けばいいという事で集められた16名。
ベスト8が決まっているが現状大番狂わせは無し。
まず本命は朝倉海。
他を圧倒する打撃力はかなりの脅威である。
次点で井上。
元UFCファイター(UFC:1-1)でバランスの取れたトータルファイター。
朝倉と対戦するアラン・ヒロ・ヤマニハ(RIZIN:1-0)は今話題のボンサイ柔術に所属。
一本勝ちは19勝の内3本と少なく、TKOも4つのみと判定勝利が多い。
井上と対戦する金太郎(RIZIN:2-1)は、打撃と爆発力が魅力のファイターだが
RIZINに来てからはその魅力をあまり魅せる事が出来ていない。
残りの2カード4選手について。
vs
扇久保も大塚もどちらも判定決着が多く、この試合は塩分濃度100%のしょっぱい試合が期待できる。
そしてどちらも泥臭いタフファイトが得意なのも魅力で、ある意味かなり楽しみな試合。
vs
瀧澤謙太(RIZIN:2-2)
元谷はRIZIN初期から参戦し、勝っても負けても良試合を繰り広げて来た。最近は打撃力も向上し、ますますトータルファイターに近づきつつある。
瀧澤は最近参戦した空手バックボーンの打撃を得意とするファイター。しかしながら突出する武器もなく、いまいちパッとしない印象。
おそらく
朝倉
井上
扇久保
元谷
が勝ち上がるでしょうが、そのまま順当に勝ち上がっても面白味がない。
なにか波乱を期待しながら、楽しみにしていたい。