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ボンサイ柔術が日本を征服する日

RIZIN28

ライト級タイトルマッチではホベルト・サトシ・ソウザが

メインカードではクレベル・コイケ

それぞれ強者と闘い勝利した。

 

ライト級トーナメント2019を制覇したムサエフに圧倒的勝利。

この事実は古参ファンを震撼させた。

ライト級トーナメントの決勝戦は今でもRIZIN歴代試合の中でも1,2を争う内容だと思う。

Bellatorの強豪パトリッキー・ピットブル・フレイレから勝ち星を取った実績はかなり大きいものだと思う。

そんなムサエフにサトシは勝ったのである。

 

正直信じられなかった。

戦前でもムサエフ有利の声の方が大きかっただろう。

サトシは2019年のライト級トーナメントに出場し、元UFC選手ジョニー・ケースに惨敗した。

それも圧倒的惨敗。

心が折れたのではとさえ見えた。

 

そこからの快進撃。

ムサエフの打撃をだす隙さえ与えずテイクダウンを取りに行く姿勢は執念を感じた。

もし切られ続けていたら1Rで詰んでいた可能性はデカイ。

勝つ方法はこれしかない、との覚悟。

 

後にRIZIN CONFESSIONで「打撃の中で隙があれば」「組んだ時に倒せると感じたので行った」と言った発言をサトシがしてた気がする。

 

サトシ陣営のプランがどうであれ、あの極め力は相手からすれば脅威だ。

 

かくしてライト級王者となったサトシ。

コロナ禍、なかなか外国人選手を呼べないこの状況でサトシのベルトを獲れる日本人選手はいるのだろうか。

 

武田?矢地?う~ん。。。

トータルファイターのジョニー・ケースは面白い。サトシは一度負けてるし、リベンジ戦にもなる。

ムサエフとのリマッチ?コロナによる2週間の隔離、母国の戦争等でとてもMMAが出来る状況下ではなかったコンディションでのムサエフに勝利。

中には「この状況で勝っても本当の勝ちではない」との声もある。

そういう意味ではリマッチを組む意味はある。

 

外国人選手をなかなか呼べないコロナ禍、日本人でサトシに勝てる選手があまり思い浮かばない。

 

フェザー級には朝倉未来に一本勝ちしたクレベルが王者の斎藤とタイトルマッチを行う予定であり、非常に楽しみなカードである。

 

現在開催中のバンタム級GPにはヤマニハが9月に朝倉海と試合が決まっているし、ボンサイの波が来ているのかもしれない。

 

サトシが以前「ボンサイはグレイシーよりも優れている」的な発言をしていたが、ボンサイ柔術MMA界の頂点を昇り詰めるのか。牽引していく日が来るのか。

 

楽しみである。