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UFCミドル級22年まとめ

©︎アレックス•ペレイラ(7-1)(4-0)

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UFC王者になる事、それは並大抵の努力では頂点に辿り着けない道のりがある。しかしペレイラは全ての運が重なって頂点に君臨する事が出来た。もちろん圧倒的打撃スキルがあるからこそなのは前提として。UFC4戦目で王者となったペレイラはそれまでの3戦、レスラーと対戦していない。ランカーとの試合もストリックランドのみ。その後タイトル挑戦し、そのアデサニヤ戦もキックボクシングルールではあるが過去2戦中2戦とも勝利している。結果は5RTKO勝ち。上位ランカーはきっと思っているはず、「ペレイラとやらせろ」と。ペレイラはこの一年間ベルトを守れるか。

#1イスラエル•アデサニヤ(23-2)(12-2)

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ウィテカー2、キャノニヤに判定勝ちしてベルトを守る。以前はアグレッシブな打撃と魅せるパフォーマンスから人気ある選手だったけど、防衛する立場となってからは手堅い試合しかしていないのが残念な所。ペレイラとのリマッチが組まれるという噂あり。
#2ロバート•ウィテカー(24-6)(15-4)

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アデサニヤと2回していずれも敗北。ヴェットーリ戦では圧倒して勝利。アデサニヤとは非常に相性が悪いが、他の選手には2014年2月に負けたスティーブン•トンプソン戦以来全て勝っている。惜しいのはここ2017年4月を最後にフィニッシュ勝利がない事。

#3ジャレッド•キャノニヤ(16-6)(9-6)

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デレク•ブランソンにTKO勝利後にタイトル挑戦するもアデサニヤにいなされ判定負け、年末のストリックランド戦は判定勝ちではあるが泥試合と言われても仕方ない退屈な試合をしてしまった。アレックス•ペレイラとは観てみたい。

#4マーティン•ヴェットーリ(18-6)(8-4)

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22年はロバート•ウィテカーとの一戦のみで、ウィテカーに圧倒され敗北。強い選手であるのは間違いないが、あと一つ魅力が足りないと感じるのは私だけ?

#5デレク•ブランソン(23-8)(14-6)

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レスリング主体のファイトスタイルで相手を削っていく。スタンドの打撃自体が上手い印象はあまりないけど、寝かせてからのパウンドは強烈。

22年はジャレッド•キャノニアと対戦するがグラウンド状態での肘打ち連打にて敗北。

#6パウロ•コスタ(14-2)(6-2)

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22年はルーク•ロックホールドに判定勝ち。本来は持ち前の豪腕でTKO勝利を量産するスタイルだが、その豪腕が2018年7月以来見せる事が出来ていないのが悔やまれる所。

#7ショーン•ストリックランド(25-5)(12-5)

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22年2月のジャック•ハーマンソン戦では僅差で判定勝ちし連勝を6に伸ばすが7月のアレックス•ペレイラ戦では1RTKO負け。ジャレッド•キャノニアとは22年最後のUFC興行メインを務めたが、相応しくない試合をしたのち、判定負け、2連敗。

#8ロマン•ドリーゼ(12-1)(6-1)✅

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23年要注目。22年はカイル•ドーカス、フィル•ハウズにTKO勝ち。12月はランキング8位のジャック•ハーマンソンと対戦しカーフスライサーを極めながらパウンド連打でUFC4連勝中。22年の3試合はいずれもパフォーマンスオブザナイトを獲得し、勢いは十分。

#9ジャック•ハーマンソン(23-8)(10-6)

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22年2月ショーン•ストリックランドに判定負け、7月クリス•カーティスに判定勝ち、12月ロマン•ドリーゼに2RTKO負けと勝って負けてを繰り返し、ランカーとしての実力はあるのだが燻ってしまいシャキッとしない状況。この状況を何とか打破したいが。

#10ドリカス•デュ•プレシ(18-2)(4-0)✅

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23年要注目。18勝の内17勝がフィニッシュを収めるフィニッシャー。UFCもここまで負けなしの4連勝中で勢いは感じられるが、観てて「ホントに彼は強いのか⁈」と不安になる戦い方をする。何というか、ドタバタしたファイトスタイル。結果を残しているのでそれで正しいのだろうが、ダレン•ティルとの一戦はそういう所からもレベルの低い試合内容に見えてしまった。今後に注視したい。

#11アンドレ•ムニス(23-4)(5-0)✅

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23年要注目。UFC5連勝負けなし。腕ひしぎ十時固めと言えばアンドレ•ムニス。22年は残念ながらその腕ひしぎを観る事が出来なかったけど、その極めの強さは非常に期待が出来る。チョーク系の極めも得意とする。

#12ナッソーディン•イマボフ(12-3)(4-1)

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話題のダゲスタン戦士。打極共に上手く、22年はランキング入りを狙うホアキン•バックリーとの打撃戦を制している。この試合で3連勝とし、23年はカルヴィン•ガステラム戦が組まれてたけど、ガステラムの怪我により相手が急遽ショーン•ストリックランドへと変更になった。

#13ケルヴィン•ガステラム(16-8)(11-8)

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22年は試合をしていない。現在2連敗中で2019年アデサニヤとのタイトルマッチ以降、負けが混んでいる。タイトルマッチでは激戦を繰り広げていたが、残念ながら今のガステラムにその輝きは無くアデサニヤとは大きく差が開いてしまった。まだ31歳なのでここから巻き返しを図りたい所。

#14クリス•カーティス(30-9)(4-1)

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ボクシングスキルを活かした打撃特化型ファイター。一発一発の打撃が重いワンパンマンスタイル。しかし22年は持ち前の破壊力を見せつける事が出来ず、3戦2勝1敗(1TKO勝ち)という微妙な結果に終わってしまう。

#15ダレン•ティル(18-5)(6-5)

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22年はドリカス•デュ•プレシと何とも言えない試合をし3R一本負け、これで3連敗となる。UFCデビューから5連勝し、タイロン•ウッドリーとのタイトル戦まで駆け上がっていったあの頃のティルはもういない。

 

その他注目選手

アンソニー•ヘルナンデス(10-2)(4-2)

グレゴリー•ホドリゲス(