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UFCウェルター級22年まとめ

©︎レオン•エドワーズ(20-3)(12-2)

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22年、当時PFP1位でウェルター級上位陣を一掃していた絶対王者カマル•ウスマンを左ハイキック1発で失神KO、見事ウェルター級王者となる。1Rにテイクダウンディフェンス100%だったウスマンに対してテイクダウンを取った時は「何か起こるかも⁈」という期待感を持ったが、それ以降は完全にウスマンのラウンドであり「やっぱりか」と思った矢先の出来事。5R残り1分でまさかの大逆転劇。堀口恭司セルジオ•ペティスに敗れた様に、あまりにも突然の幕切れだった。MMAに絶対はない、そう思わせてくれる試合。おそらくラバーマッチが組まれるだろうけど、これでウスマンに勝てばエドワーズは覚醒した事となる。王者戴冠と同時に10連勝を飾った。

#1カマル•ウスマン(20-2)(15-1)

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先述した通り、UFC15連勝しPFP1位の絶対的王者だった男。テイクダウンディフェンス100%とか訳が分からない。エドワーズ戦では残り1分で左ハイを被弾し失神KO負け。気の緩みがあったのか、エドワーズのテクニカルな蹴りだったのか、そこら辺は不明だがラバーマッチでは王座奪還しそうな印象。
#2コルビー•コヴィントン(17-3)(12-3)

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トラッシュトーカーだがそのレスリング力は一級品。22年は犬猿の仲で有名なホルヘ•マスヴィダルと試合をし、レスリングでマスヴィダルを封じて判定勝ち。ウスマンには過去2戦し2敗してるので、チマエフとやると面白い。

#3カムザット•チマエフ(12-0)(6-0)✅

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23年要注目。圧倒的な強さでUFC4連勝後、ランカー上位のギルバート•バーンズと対戦。今までとはレベルの違う相手に苦戦を強いられたが判定勝利を収める。ミドル級との二刀流であるが、タイトルに近いのはウェルター級。今年ウスマンとの対戦が実現するか。

#4ベラル•ムハマッド(22-3)(13-3)

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UFC8連勝中。戦績22勝の内16勝が判定という堅実な戦いっぷりなのはスキルが十分に備わっている事と慎重派故なのか。ウェルター級の無敗ルーキー、ショーン•ブレイディとの対決では相手の土俵にさせずボクシングで仕留める。

#5ギルバート•バーンズ(20-5)(13-5)

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無敗ルーキー、カムザット•チマエフと激闘の末判定負け。負けはしたが怪物チマエフに判定まで持ち込み、フルラウンド戦った事でチマエフ攻略法となるヒントを他選手に見出した事は、無敗街道を歩むチマエフからしたらギルバート戦は痛手だったのでは。

#6スティーブン•トンプソン(17-6)(12-6)

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勝って負けてを繰り返している状態。21年は2連敗しており、22年の復帰戦ではミドルからウェルターに落としたケビン•ホランドと打撃戦を制しTKO勝利。しかしながらこの先上位を目指せるかと言われれば疑問である。

#7ジェフ•ニール(16-4)(7-2)

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ムハマッドに判定負けしたものの勢いのあったヴィセンテ•ルケに対して3R TKO勝ちし2連勝中。徐々に上り調子になっている今年、更なる高みを目指したい。個人的にニール•マグニーとよく間違えてしまう。

#8ショーン•ブレイディ(15-1)(5-1)✅

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MMA無敗UFC5連勝中で勢い抜群の中挑んだムハマッド戦では、相手の打撃に翻弄されテイクダウンの展開に持ち込めず完敗、レベルの違いを見せつけられる。改善点が露呈したが、打撃強化したブレイディに期待。

#9ヴィセンテ•ルケ(21-9)(14-5)

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20年〜21年で4連勝4連続フィニッシュ、その中にはタイロン•ウッドリーやマイケル•キエーザといった実力者がおり非常に期待値の高い選手となったが、22年はベラル•ムハマッド、ジェフ•ニールに敗北し2連敗を喫する。打撃、寝業ともにレベルの高い選手なので今年活躍する事を願う。

#10シャフカト•ラフモノフ(16-0)(4-0)✅

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チマエフの怪物ぶりに薄れがちだがラフモノフもまた化け物。MMA16連勝で全フィニッシュ、その勢いは止まらない。次戦はルーキーハンターのジェフ•ニールとの対戦が決まっているが、ニールすらもフィニッシュしてしまうか?

#11ホルヘ•マスヴィダル(35-16)(12-9)

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2019年を最後に勝利がなく、現在3連敗。ダレン•ティル、ベン•アスクレン、ネイト•ディアスを立て続けにKOした時が一番輝いていた。38歳だし年齢的にも落ち目なのかもしれない。残念ながらこれ以上上に行くビジョンが見えない。

#12ニール•マグニー(27-9)(20-8)

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無敗ルーキー、ラフモノフに敗北したものの再起戦では4連勝中だったダニエル•ロドリゲスに3R SUB勝ち。これからは下位ランカー狩りのスタンスとして活躍しそう。ジェフ•ニールとよく間違えてしまう。

#13マイケル•キエーザ(18-6)(11-6)

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22年は試合をしていない。21年はヴィセンテ•ルケのグラップリング対決に敗れ、ショーン•ブレイディにコントロールされ現在は2連敗中。試合を1年以上していないが、今年はノーランカーと当てられそう。

#14ミシェル•ペレイラ(28-11)(6-2)

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UFC5連勝中。四次元殺法でおなじみ、トリッキー過ぎる攻撃を織り交ぜたファイトスタイルは一見ふざけている様に見える。ランカーになってからはその奇抜な動きを封じ連勝に至っている。当時14位のサンチアゴ•ポンジニッピオに判定勝ちを収め、ランカーの座を奪った。

#15リー•ジンリャン(19-8)(11-6)

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勝って負けてを繰り返しランキング出入りをよくしている印象。15位ランカーはどの階級もそんな感じなのかな。ノーランカーには勝てるがランカーには負ける、まさにそんな感じ。やはり彼もウェルター級ランキング入りとしての門番なのか。

 

その他要注目選手

イアン•ギャリー(10-0)(3-0)

マイケル•モラレス(14-0)(2-0)

ジェレマイア•ウェルズ(11-2)(3-0)

ジャック•デラ•マダレナ(13-2)(3-0)