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UFCフェザー級22年まとめ

©︎アレクサンダー•ヴォルカノフスキー(25-1)(12-0)

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22年はホロウェイと3回目の対決を制し完勝、もはやフェザーでは誰も相手がいない状態。最初は華がない故に微妙な王者感があったけど、実力で全て払拭し今やUFCのPFPに君臨する。来月、二階級王者を目指しライト級王者マカチェフに挑む。

#1マックス•ホロウェイ(23-7)(19-7)

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ヴォルカノに3敗するが他の選手との対戦では全く寄せ付けない実力を持つ。フェザー級の絶対的No.2。ヴォルカノ2では、ホロウェイが勝ったかと思ったけど3戦目で完封されてしまったのは残念だった。モチベーションをどこに持っていくか。

#2ヤイール•ロドリゲス(23-2)(10-2)

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トリッキーな打撃を得意とした選手で、ホロウェイに善戦するも敗北。22年はオルテガ戦のみで、オルテガの肩負傷の為勝利したが、実際にちゃんとした勝ち方をしたのは2019年のジェレミー•スティーブンス戦が最後。

#3ブライアン•オルテガ(15-3)(7-3)

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グレイシー柔術黒帯。ヴォルカノに対して一番ニアフィニッシュまで近づけた男。あのフロントチョークは完全に極まってたと思うけど、あそこから脱するヴォルカノの執念と根性はもはや異次元。22年はヤイール•ロドリゲスと対戦するが右肩を痛めてドクターストップ、残念な終わり方をしてしまった。2連敗中だが、再起戦に期待。

#4アーノルド•アレン(19-1)(9-0)

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22年はダンフッカーとカルヴィン•ケイターに勝利。しかし、フッカーは元々ライト級選手である事、ケイターはケイターの自爆による膝の負傷によるドクターストップでの勝利である事から、本当に3位の実力であるかどうかはまだ疑問が残る。

#5ジョシュ•エメット(18-2)(9-2)

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ゴリゴリの豆タンクファイターのイメージ。22年はカルヴィン•ケイターに判定勝利。しかしこれも疑惑判定であり「ケイターが勝っていたのでは?」という声も多い。2月にロドリゲスと暫定王者決定戦を行うが、レスリングでロドリゲスを捩じ伏せる事が出来るか。37歳という事で年齢的にもタイトル挑戦はラストチャンスになるかもしれない。

#6ジョン•チャンソン(17-7)(7-4)

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コリアンゾンビ。突如舞い降りてきたヴォルカノフスキーとのタイトルマッチではフルボッコにされて4RTKO負け。個人的に「むしろ4Rまで頑張ってたんだ」と思うくらいやられてた印象。正直壊れてきた印象があるけど、それは次戦で分かりそう。2月にギガ•チカゼと試合が組まれていたけどコリアンゾンビの怪我?により中止。残念。

#7カルヴィン•ケイター(23-7)(7-5)

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21年は新鋭ギガ•チカゼに圧勝し実力の差を見せつけたが、22年はエメット戦の疑惑判定、アレン戦の自爆とケイターにとって非常に恵まれない年となった。実力は十分なだけに、今年に期待したい。

#8ギガ•チカゼ(14-3)(7-1)

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UFC7勝0敗で3連続フィニッシュ勝利中だったが、ケイター戦では自身の距離で戦わせてもらえず得意の打撃戦で完膚なきまでに打ちのめされてしまう。自分の土俵でここまで無惨にやられてかなりショックだっただろうけど、この敗北をバネにして今年躍動出来るか。ギガキックという所謂三日月蹴りを得意とする。

#9イリア•トプリア(13-0)(5-0)✅

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23年要注目。MMA戦績無敗のままUFC参入し、そのまま5連勝。しかも4試合連続フィニッシュ中とフェザー級で今1番熱い選手。22年3月はライト級でノーランカーのジャイ•ハーバードと戦ったが、フィジカル面で苦戦しながらも2Rに相手を失神させる一撃を放つ。この一戦で幻想が崩壊しかけたが、ブライス•ミッチェルとのMMA無敗対決ではミッチェルを圧倒し2R SUB勝利。この勢いを誰が止めるのか。

#10モフサル•エフロエフ(16-0)(6-0)✅

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23年要注目。彼もまたMMA戦績無敗でUFC6連勝中。トプリアとは違い、UFC6勝は全て判定勝利ではあるもののレスリングを活かしたファイトスタイルでコントロールしながら相手を削っていく。個人的にはジョシュ•エメットとのドロドロタフファイトを観たい。

#11ブライス•ミッチェル(15-1)(6-1)

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イリア•トプリアに負けるまではMMA戦績無敗UFC5連勝を飾っていた。レスリングと柔術黒帯をバックボーンに持つ寝技師。トプリアはランク上位に食い込む可能性が高く、その選手に負けたという事でミッチェルにもコリアンゾンビ辺りとの対戦が観てみたい。

#12ソディック•ユサフ(13-2)(6-1)

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ストライカー。22年はアレックス•カサレスとノーランカーのドン•シェイニスに勝利し2連勝中。ドン•シェイニスとの試合ではキャリア初の一本勝ちを収めた。これがサブミッションのレベルアップによるものなのかは不明だが、2連勝中でもあるのでその部分も注視しながら観戦したい。

#13ダン•イゲ(15-6)(7-5)

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21年6月のコリアンゾンビ戦からエメット、エフロエフと現在3連敗中。大分落ち目感のある選手だが年齢はまだ31歳。この燻りから脱却し、一花咲かす事が出来るか。

#14エドソン•バルボーザ(22-11)(16-11)

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ベテランのバルボーザは21年8月のギガ•チカゼ戦からブライス•ミッチェルと現在2連敗中。若手に飲み込まれてる印象を受ける。21年5月のシェーン•ブルゴス相手には打撃戦で名勝負&名TKO勝利を収めただけに、その先の2連敗は悲しい。

#15アレックス•カサレス(20-13)(15-11)

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ランキングを出たり入ったりとランカーとしての門番的立ち位置。22年はソディック•ユサフに判定負けをしたがその後はジュリアン•エローサにフェイントの左フックからの本命左ハイで相手をTKO、インパクトのある勝ち方をしている。

 

その他注目選手

ジョナサン•ピアーズ(14-4)(5-1)

デイモン•ジャクソン(22-4)(5-2)

ルーカス•アルメイダ(14-1)(1-0)

ジャック•ジェンキンス(10-2)(0-0)デビュー前

UFCバンタム級22年まとめ

©︎アルジャメイン•スターリング(22-3)(14-3)

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ヤン1では完全にコントロールされ超劣勢な状況の中、まさかのヤンの反則により王者となってしまう。あまりにも不甲斐ない王者の誕生だったが、ヤン2ではしっかりアジャストしてテイクダウン→グランドコントロールでペースを握り見事判定勝ち。初防衛のディラショー戦では、ディラショーの怪我がありはしたが圧倒。やっと王者らしくなった所で次戦はかつてフライ級•バンタム級のダブルタイトル王者であったヘンリー•セフード戦がもう決定してるのかな?ちなみにその場合セフードは復帰戦にしてタイトルマッチとなる。

#1 ショーン•オマリー(16-1)(8-1)

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ヤンとの一戦では完全に負けていた様に見えたがジャッジはオマリー判定勝ちで超超大出世、一気に1位にまで躍り出る。視聴者全てがそのジャッジに疑問を呈した試合。ただ、打撃ではヤンに付いてきていた所を見ると伸び代は十分。UFC側は焦らずゆっくり育てればいいのに。

#2ピョートル•ヤン(16-4)(8-3)

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スターリング2、オマリーに負けて現在2連敗中。とはいえ、実質オマリーには勝っていたしスターリング2も接戦だった。この判定にヤンはかなりの不満を抱いている様で、怒ってUFCから抜け出さないでほしい。

#3メラブ•ドバリシビリ(15-4)(8-2)

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レジェンドのアルドに判定勝利。無尽蔵のスタミナとタフさはかなりの脅威。それにしてもドバリシビリでもアルドにはテイクダウンを取れなかった辺り、アルドがどれだけヤバいかが分かる。確かヤンとの試合を望んでいる様で、そうなればかなり熱い。

#4マルロン•ヴェラ(20-7)(14-6)

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エドガー、フォント、クルーズとベテランを次々と倒している。一見そうでもなさそうな打撃でも一撃で仕留める殺傷能力を持っている。サンドヘイゲンと試合が決定しており、打撃戦に期待したい。

#5コーリー•サンドヘイゲン(15-4)(8-3)

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ソン•ヤドンを圧倒して5RTKO(ドクターストップ)勝ち。スターリングにあっさり極められ、ディラショー、ヤンに判定負けした所からトップ所とは少し差があるのかなと感じるも、ヤドン戦では完全に試合を支配。ヴェラに勝利しもう一度トップ所と交わうのかどうか。

#6ロブ•フォント(19-6)(9-5)

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ヴェラと激闘を繰り広げるも判定負け。ガーブラント戦まではかなりの期待を持てたがアルドとの打撃戦に負けた事でその勢いが無くなってしまった。間違いなくランカーレベルだけど2連敗中であり、再起を図りたい。

#7ドミニク•クルーズ(24-4)(9-3)

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実力が落ちてきているにも関わらず昔の栄光でランキング入りしているベテランは結構いるが、クルーズは今も成績を残した上で7位に君臨している。流石。22年はアルドに判定負けしているが、今年は下位ランカー達にのまれない様にしたい。

#8ソン•ヤドン(19-7)(8-2)

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マルロン•モラエスを1Rフィニッシュし、その後のサンドヘイゲン戦は5Rドクターストップ負け。打撃のみに関しては光るものがあるがレスリング、グラップリング能力がないとこの先厳しいか。

#9ペドロ•ムニョス(19-7)(9-7)

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連敗中に挑んだショーン•オマリー戦では相手のパンチがアイポークとなりノーコンテスト。ムニョスは負け続きだった為、この試合で流れを呼び戻したかったけど、今年は果たして...。

#10リッキー•シモン(20-3)(8-2)✅

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23年要注目。ジャック•ショアに一本勝ち。無限スタミナandテイクダウン地獄でUFC5連勝中。極め力もあり、今年はトップ5に食い込めるか。

#11ウマル•ヌルマゴメドフ(15-0)(3-0)✅

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23年要注目。チームヌルマゴメドフ。UFCデビューから3連勝中でその強さは言わずもがな。バンタム級もヌルマゴ一族の手に掛かってしまうか。

#12クリス•グティエレス(19-4)(7-1)✅

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23年要注目。UFC7連勝中のカーフキッカー。22年はバットゲレル、エドガーを粉砕。エドガーはグティエレスとの一戦で引退している。代名詞のカーフキックのみならずパンチによる打撃も強力。

#13エイドリアン•ヤネス(16-3)(5-0)✅

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23年要注目。UFC5連勝中でボクシング主体の選手。22年はトニー•ケリーに1RTKO勝ち。ケリーといざこざがあったのか、試合後も興奮状態だっがヤネスとしては珍しい姿だった。ノーランカーの中では突出して強かったので、今年ようやくランカー入りし、ランカー戦を観る事が出来る。

#14ジャック•ショア(16-1)(5-1)

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ティムール•バリエフに勝利した事でUFC無傷の5連勝を飾ったが、リッキー•シモンに2RSUB負け、ランカーの強さを思い知った。これからは追われる立場となり、ルーキーを跳ね返しながら上へ上り詰める事が出来るか。

#15サイード•ヌルマゴメドフ(17-2)(6-1)

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確かこのヌルマゴはハビブと関係なかったはず。22年の末に行ったサイードヨクブ•カフラモノフ戦はカフラモノフのテイクダウンに押され劣勢状態だったけど、一瞬の隙をついてSUB勝ち。極め力は脅威。

 

その他 ノーランカー注目選手

イードヨクブ•カフラモノフ(9-3)(1-1)

ジョン•カスタネーダ(19-6)(2-2)

カイラー•フィリップス(10-2)(4-1)

マリオ•バティスタ(11-2)(5-2)

モンテル•ジャクソン(12-2)(6-2)

 

UFCフライ級22年まとめ

©︎デイブソン•フィゲイレード(MMA:21-2)(UFC:10-2) 

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2021年に行われたvsモレノ2では2RSUB負け。今年トリロジーが組まれ、今回は判定でモレノを下し王者戴冠。23年1月、モレノと4回目の対峙が決定。もうお腹いっぱい感はあるけど、トップ2とその他ではそれだけ差があるとも捉えられる。

#1 ブランドン•モレノ(20-6)(8-3) 

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フィゲイレードとのトリロジーでは判定負け、ベルトを奪われてしまう。その後、ノリにのっているカイカラとの試合でフィニッシュ勝利し、その勢いを跳ね返している。2023年、vsフィゲイレード4でベルト奪取なるか。

#2 アレッシャンドリ•パントージャ(25-5)(9-3) ✅

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23年要注目。アスカロフに判定負けしたがその後ケイプ、ロイバル、ペレスと3連勝して勢いに乗っている。フィゲvsモレノ4の勝者に王者挑戦という流れが濃厚。

#3 カイ•カラ•フランス(24-10)(7-3)

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強豪アスカロフのテイクダウンに対応してカイカラの判定勝ち。打撃+TDDのスタイルに磨きをかけかなりレベルアップしモレノ暫定王者決定戦を行う地位にまで成長。RIZINで和田竜光に負けた時とは大違い。モレノには3RTKO負けを喫したが、再起戦は期待出来る。

#4 ブランドン•ロイバル(14-6)(4-2)

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マット•シュネル戦では打撃で劣勢に立たされて、そこから寝業の展開になりギロチンを狙われるもの上手くセットアップさせず逆にフロントチョークで一本勝ち。打撃に不安が残るがそれを補う極め力は持っている。

#5 マテウス•ニコラウ(19-2)(7-1)

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連勝中のドボジャークとス•ムダルジとの激戦を制したシュネルに勝利。下位ランカーとは一つ違うレベルにいる事を証明する。あと一つ勝てばタイトルマッチか。

#6 アレックス•ペレス(24-7)(6-3)

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20年に王者フィゲイレードとのタイトルマッチに挑むも圧倒的な実力差を見せられ1R一本負け。今年、約2年ぶりの試合ではパントージャと序盤打撃戦を見せた矢先にスタンド状態でバックを取られそのままバックチョークにて一本負け。この流れはペレスにとってあまり良くないかもしれない。

#7 アミル•アルバジ(16-1)(4-0)✅

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23年要注目。UFC参戦から無傷の4連勝中。16試合中5TKO、9SUB勝ちと高いフィニッシュ率を誇る。その裏付けはグラップリング世界選手権で金メダルを獲得する程の実力がある為。

#8 マット•シュネル(17-7)(7-5)

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ス•ムダルジ戦では激闘を繰り広げた末に勝利するも、その後のマテウス•ニコラウ戦では2R一本負け。勝ったり負けたりが目立つ戦績に。とはいえ下位ランカーは寄せ付けない強さは持っている。フライ級10位辺りの番人的立ち位置になりそう。

#9 マネル•ケイプ(18-6)(3-2)

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ドボジャークに勝利しUFC戦績を勝ち越す。RIZINから活躍してるだけに是非とも応援したい所。ドボジャーク戦では3R明らかに逃げ切ろうというスタイルに変えてたのが残念。賢い戦い方ではあるけど。

#10 ダビッド•ドボジャーク(20-5)(3-2)

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ニコラウとケイプに判定負け。UFC連勝中だっただけにこの連敗は痛い所。ケイプ戦の1R終盤のキムラロックは折れそうで観てるこっちがヒヤヒヤした。そこから判定まで持ち込んだガッツはあっぱれ。

#11ティム•エリオット(18-12)(7-10)

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UFCでは負け越し、その強さも十分に見せる事が出来てない。試合では勝ったウランベコフ戦も微妙な所。フライ級だからこの戦績でランキング入りする事が出来ているが、23年中にランク外になってそう。

#12 ス•ムダジ(13-5)(2-2)

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マット•シュネルと激戦を繰り広げ、打撃でニアフィニッシュまで追い込むもシュネルの粘り強さに押され2R失神一本負けとなる。以前試合が決定していたケイプと見てみたいが、今のお互いの状況ならば組まれる事はなさそう。

#13 ジェフリー•モリーナ(11-2)(3-0)

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UFCでは無傷の3連勝中。しかしジュマグロフ戦では接戦を制した上での勝利で、その強さはまだ疑問が残る。今年の試合をみてみたい。

#14 ムハンマドモカエフ(9-0)(3-0)✅

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23年要注目。新鋭モカエフはUFCデビュー戦でコーディ•ダーデンに1RSUB勝ちし華々しいデビューを飾る。その後も勝利を重ね現在3連勝。しかし、格下と思われたマルコム•ゴードンに思わぬ苦戦を強いられ、結果3R SUB勝ちするも次戦にその真価が問われる一戦となりそう。

#15 タギル•ウランベコフ(15-2)(3-1)

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ダゲスタンファイター。UFC3戦目のティム•エリオット戦では僅差の判定負け。しかし、ウランベコフが勝っていたという意見が多い印象。その後はネイト•マネスに1RSUB勝ちし、エリオット戦を払拭する。

 

その他 ノーランカー期待選手

平良達郎(12-0)(2-0)

RIZIN.40 感想

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1.YUSHI × 中澤達也

アウトサイダーを見てる様な試合だった。この試合が判定は誰も得がない。

2.ブラックパンサー•ベイノア × 宇佐美正パトリック

ベアノアの左ローに合わせた見事な左ショートフック。失神KO勝ち。来年に期待出来る勝ち方。

3.中原由貴×鈴木千裕

中原のペースだったけど打撃の展開になると鈴木が盛り返して顎に的確なフックを2発。中原相手にこの勝ち方は素晴らしい。来年は斎藤裕辺りとやってもいいかなと思うけどまさかの斎藤vs平本。順番抜かしされた感じ。

4.ジョニー•ケース×大尊伸光

大尊が弱いと言われるのではなく「よくやった」と讃えてられてもいいと思う。グスタボ欠場の中の急なオファーでその相手がケース。来年こそケースvsグスタボを希望。

5.元谷友貴vsホジェリオ•ボントリン

まさかの元谷がボントリンに失神KO勝ち。ボディ効かせてからのあの膝はドンピシャだった。ボントリンは元谷にも負けたけど、RIZINルールにも負けた印象。やっぱりブレイクは観てて鬱陶しい。

6.平本蓮×梅野源治

子供の風呂入れの為観れず。平本がダウンを奪った様で。しかも次戦がまさかの斎藤ととは。いくら何でもドミネーター戦が評価され過ぎでは。

7.所英男×ジョン•ドッドソン

さすがに所はもう厳しいのでは。でも神龍戦では判定までもつれたし、、。ドッドソンは間違いなく強いけど全盛期は過ぎてるし。色々評価の難しい試合だった。

8.スダリオ剛×ジュニア•タファ

スダリオはこういう所で負けてしまうと期待が持てない。まぁヘビー級はある意味当てたもん勝ちみたいな所もあるし、へこたれず頑張ってほしい。

9.井上直樹×瀧澤謙太

井上が瀧澤を終始圧倒。RIZINバンタム級トーナメント2021のベスト4同士でも蓋を開けてみるとレベルが違った。堀口が抜けた事で2023年のバンタム級はスーチョル、元谷、井上、朝倉の4人でベルトを争う事になるか。

10.伊澤星花×パク•シウ

ご飯食べてて観れなかった。伊澤が勝ったみたいだけど、意見が割れた様で。私もチラチラ見る限りパク•シウがアグレッシブに動いてた印象はあるけど、ダメージに繋がってなかったのかな。

           RIZIN VS BELLATOR

11.【先鋒】武田光司×ガジ•ラバダノフ

武田はあのダウンからよく立て直したな。むしろ盛り返してきた辺り、相当なタフネスさだと感心した。フィジカルでも引けを取らなかったけど、これがケージならもっと厳しい展開になっていたのではと思った。

12.【次鋒】キム•スーチョル×ファン•アーチュレッタ

対抗戦では1番拮抗した試合だったと思う。ジェネラルシップなら間違いなくアーチュレッタだろうけど有効打撃数ならばカーフでスーチョルの気も。最近は判定までいった場合、ローの評価はあまりされない傾向にあるし(RIZINは知らんけど)トータルマストで見るとこの結果は無難だとも感じた。

13.【中堅】扇久保博正×堀口恭司

ラバーマッチも結局堀口が一方的に扇久保をボコボコにした結果となった。1R終盤のパウンドはストップでもいいんじゃないかと思ったが、これは堀口ファンだから?こうなると堀口はRIZINフライに留まらずUFCフライ級に再チャレンジしてほしい所だけど、多分しないだろうなぁ。

14.【副将】クレベル•コイケ×パトリシオ•ピットブル

パトリシオが寝業に付き合わずクレベルに何もさせないまま判定決着。もしかしたら最初から判定を視野に入れた安全策を取ったゲームプランだったのかもしれない。1番退屈な試合となってしまったけど、RIZINフェザー級ファイター達はクレベル攻略法のヒントが見えたのでは。実現出来るかどうかは別として。

15.【大将】ホベルト•サトシ•ソウザ×AJマッキー

マッキーがサトシの寝業に付き合った上で全て凌いで勝利。ニアフィニッシュシーンは一度もなくダメージ面でマッキーの方が上だったので、結果は妥当かと。サトシの寝業はかなり脅威だけど、トップレベルになると一筋縄ではいかない。ケージの場合その差はもっと開きそう。

結果ベラトール勢が全勝となったけど、RIZIN勢も健闘した結果となった。ただ、これがサークルケージだともっと差のある負け方になっていたのでは。

対抗戦まではフィニッシュ率が高く、対抗戦は濃厚なMMAを観る事ができ、大満足な大会となった。

来年もUFC、ベラトール、RIZIN、それぞれの団体の活躍に期待。

 

RIZIN.39 感想

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超久々に福岡で行われたRIZIN大会。
福岡県民の私は福岡で行われた過去2大会いずれも行ってるんですが今回は予定が合わず見合わせ。
クレベルとケラモフは生で観てみたかったけど、結果ケラモフ欠場という事でした。

今回もPPVは購入しておりません。


■牛久vsクレベル
フェザー級タイトルマッチ。戦前は以外にも牛久が勝つ、なんて声が多かった。それはクレベルがどの試合も打撃を貰いピンチを喫すという展開がある事が一因と感じるけど、結果は終始牛久がクレベルの寝業を凌ぐのみの展開になった様で。

RIZIN選手でクレベルに勝てる者はもういない気がする。
①グラウンドでクレベルペースにさせない
②引き込み、テイクダウンをさせない
③打撃とレスリングで優位に立つ
この3ポイントを抑えておく事がクレベル撃破の条件となりますが、まさにそれが可能なのが大晦日に対戦するBellator現役フェザー級王者パトリシオ・ピットブル。

クレベル、マテウス・ガムロット以来の強敵に立ち向かう。非常に楽しみ。

牛久は残念無念。ケラモフや朝倉未来辺りとやっては如何か。

 

■今回の大会の裏テーマ
今回は日本人対外国人カードが多くあった。
コロナ前は珍しい事ではなかったが、最近のMMAは全体的に対外人戦績が特に良くない。
今回は矢地、武田、スダリオvs外人勢。

RIZINとして今後もプッシュしたい3人だが、結果全勝。相手はなんとも言い難い選手ではあるけど、TKOしたスダリオ、極めた武田、塩漬けに徹した矢地。3人それぞれの評価も別れる試合内容となった。

そしてその通りに年末の試合も評価された。

武田は対抗戦のメンバーに、スダリオも大晦日参戦、矢地は木村フィリップミノルとミックスルールで巌流島×イノキボンバイエに参戦。

川口春奈のSilentが大ヒットしてるだけに、矢地はもう少し頑張らんとね〜。

UFC Vegas66 感想

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2022年のUFCも今大会がラスト。

寂しいですね。

来年はどんな選手が躍動するのか、誰が新たなチャンピオンとなるのか、楽しみです。

 

■ジャレッド•キャノニヤvsショーン•ストリックランド(ミドル級)

今年ラストの試合がまさかの塩ファイトとは、、

いやまさかではない2人だけど、観てて半分寝てしまってたよ。最近はミドル級に魅力を感じないです。残念。

 

■アルマン•ツァルキヤンvsダミール•イスマグロフ(ライト級)

メインとは打って変わってライト級有望株2人の組み合わせ。めちゃくちゃ面白かった。

ツァルキヤンやべぇな。イスマグロフを翻弄しっぱなし。ただイスマグロフもツァルキヤンのグラウンドから何度もエスケープしたり、レベルの高い試合で満足。

 

■アレックス•カサレスvsジュリアン•エロサ(フェザー級

ベテランカサレス、ブルース•リーの様なトリッキーな打撃を見る事が出来た。あの左フェイントからの左ハイは見えないだろう。カサレスはクロンにアッサリ負けた印象が強いけど、格下相手にはまだまだ強い。

 

■ドリュー•ドーバーvsボビー•グリーン(ライト級)

こちらもベテランのドーバー、打撃戦で劣勢状態だったけど打たれても構わないタフファイトでガンガン前進し見事顔面に一発ぶち込み勝利。

グリーンのノーガードスタイル、相手にとって打撃は読みづらいかもしれないけどなかなかのリスクある戦い方だね。

 

■サイード•ヌルマゴメドフvsサイードヨクブ•カフラモノフ(バンタム級

イード対決。激アツな試合だった。

「ヌルマゴ圧倒するとかカフラモノフ強えー!」とか思ってたらヌルマゴがチョーク葬。ここ最近逆転勝利が多いけど、こういう展開は非常に盛り上がりますね。

 

■ダビッド•ドボシャークvsマネル•ケイプ(フライ級)

1R終盤のキムラロックが全てになった試合。ドボシャークはよく耐えたよ。観てて折れやしないかヒヤヒヤしてた。2R以降、かなり腕にダメージがあっただろうけど不屈の精神で3Rはドボシャークが押してたな。ケイプは最後流してたのは残念。フィニッシュを狙って欲しかった。

 

 

UFC282 感想

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メインだったライトヘビー級タイトルマッチのプロハースカvsテイシェイラ2が、プロハースカの肩の大怪我により中止&タイトル返上。

「え〜?まじかぁ」とは思いましたがブラホビッチvsアンカラエフの暫定王者決定戦も楽しみだし、まぁ仕方ないかと思いながら観たUFC282。

フィニッシュ決着が多く良い大会でしたが、メイン、セミがダメダメで締まらない大会となってしまいました。

 

■ヤン•ブラホビッチvsマゴメド•アンカラエフ (ライトヘビー級)

前半はブラホビッチが打撃で優勢だったが後半はアンカラエフの塩漬けでブラホを封じる。

後半ブラホがあまりにも情けなかった為、アンカラエフが勝ったかな?と思ったけど、結果ドロー。

まぁ、アンカラエフも漬けてただけだったしドローでも仕方がないか。

 

■パディ•ピンブレットvsジャレッド•ゴードン

(ライト級)

誤審では??ピンブレットが一体何を勝ったのだろうか。世界No1のMMA団体にこんなあからさまな判定をしてもらっては格が落ちる。

ピンブレットの底が見えた試合。

 

サンチアゴ•ポンビニッピオvsアレックス•モロノ

(キャッチウェイト)

 

好きな選手が逆転負けしたらショックがデカすぎるけど、特に意識していない選手の逆転劇は観てて熱くなる。そして次戦もチェックしてしまう。

インパクトを残す勝ち方って大事。

最後の1分1秒まで諦めたらダメだね。

 

■ダレン•ティルvsドラカス•デュ•プレシ

(ミドル級)

なんか観てて複雑になる試合だった。

どちらもミドル級ランカーであるにも関わらず、レベルは低かった。これは由々しき事ですよ。

現在はペレイラが王者だし、UFCのミドル級はなかなか厳しいね。。。

 

ブライス•ミッチェルvsイリア•トプリア

フェザー級

実質メイン。フェザー級無敗の両選手がぶつかり合う激熱カード。

蓋を開けてみればトプリアが圧倒しミッチェルを撃破。2R、ミッチェルの流れにもなりかけたけどトプリアが上手く修正して勝利。強すぎる。

 

■ラウル•ロザスJr vsジェイ•ペリン

バンタム級

17歳でDWCS6に出場し勝利、UFC最年少契約を果たしたロザスJr。

デビュー戦はUFC0勝2敗のジェイ•ペリン。

ロザスJrをじっくり育てていきたい事が窺える。

結果は1Rチョークで勝利したロザスJrだけど、実力はまだまだ未知数。

 

■ジャルジーニョ•ホーゼンストライクvsクリス•ドーカス

(ヘビー級)

THEヘビー級な試合でいいね。それにしてもクリス•ドーカスはどんどん堕ちていきそうな印象。

当時は期待していただけに残念。

 

■クリス•カーティスvsホアキン•バックリー

(ミドル級)

バックリーはランカーとの挑戦権を短いスパンでゲットしたけど、毎回モノに出来ないのが残念な所。

カーティスは動きもハンドスピードも速い訳ではないけど、ワンパンマンタイプは1発当てると形勢逆転出来るから非常に強みだよね。