UFCウェルター級注目選手2022
現在のUFCのパウンドフォーパウンドであるカマル•ウスマンが王者として君臨する神の階級ウェルター級。
この階級について注目すべきはカムザット•チマエフ。破茶滅茶な強さでトップ戦線に上り詰めている。
今年、果たしてウスマンvsチマエフが実現するのか。実現すればアルドvsマクレガー並に熱く盛り上がる事必須。
それとも新進気鋭のルーキー達がこの2人を退ける展開となるか。
前述した通りパウンド•フォー•パウンドに君臨する。テイクダウンディフェンス率驚異の100%。圧倒的なスタミナとレスリング力を武器とし、相手の良さを消す試合運びを得意としていたが、最近ではボクシングも上達し、直近5試合では3試合がTKO勝ちと、手が付けられなくなっている。何処まで防衛記録を伸ばすのか期待。
ウェルターでメキメキと頭角を表し、コンテンダー争いにまで入る実力者となる。直前4勝4フィニッシュ。寝ても立っても行けるオールラウンダーで、マイケル•キエーザ相手にグラウンド戦を制した。勝利後のパフォーマンスも素敵。
超新星。MMA戦績10戦のみであるにも関わらず、ウスマンを倒せるのはチマエフだけだと言わしめる幻想。フィニッシュ率100%。UFCデビュー戦はミドル級で2R一本勝。そのわずか10日後、一回級落としたウェルター級で1RTKO勝。中9日で階級を落として試合する事がもうとんでもない。3戦目はわずか17秒でKO勝。4戦目は当時11位のリー•ジンリャンを子供扱いし1R失神一本勝。次戦は2位のギルバート•バーンズとの対戦が噂されてるが、この試合に勝てばタイトル戦ももうすぐ側。
■シャフカト•ラフモノフ(MMA:15-0/UFC:3-0)
チマエフに次ぐ驚異のルーキー。彼もまたフィニッシュ率100%。これはチマエフにも言える事だが、KO/一本での勝率がほぼ同率で、どのスタイルでも勝つ事が出来る。
彼も上位に昇り詰めていく事は間違いないが、ウェルター級、やっぱり神の階級と言われるだけある。現ウェルター級上位陣は燻ってる感あるので、年末にはガラリと選手が変わってる可能性は高い。
全身に刺青を入れており、背中の般若が特徴。彼もまた無敗の実力者。上2人とは違い、全試合フィニッシュとかではないが、タフなファイトを得意としコントロール力が高い。常に打倒極混ぜながら動き続けるスタミナを持ってるので、対戦相手としてはかなりやりづらいと思う。
■ケイオス•ウィリアムズ(MMA:/13-2UFC:4-1)
爆発力、回転力のある打撃を武器とした打ち合い上等なファイトスタイル。バエザ戦では、バエザのオーバーハンドをモロに食らっても動じる事なく、撃たれ強さも見せた。
今後勝ち上がっていくにはグラウンド、スタミナ、打撃の技術向上が課題。
MMAでは考えられない試合中バク宙などをする四次元殺法で戦う。派手な動きを多用するので、注目もされるしそれで勝てば人気者にもなる。しかし実力者相手に行えばスタミナも削れ、隙もでき、決して良いものではない。その為か、最近は堅実に戦う事が多く、行っても軽いパフォーマンス程度。面白い選手ではある。
つい最近UFCデビュー戦で1RTKO勝利を果たしたジャック•デラ•マダレナという選手も、相手がUFCレベルではない選手だったのでまだまだ未知数だが個人的には期待してます。